北海道道の駅完走者が勧める北海道の撮影スポット!広大な景色が魅力の道東11選!
道東とは
北海道の地域区分の一つで東側に位置する下記の写真の振分けの地域になります。 (主に十勝・釧路・網走・根室管内を指します。 )
道東は札幌周辺とは大きく違い、いわゆる本州の人たちが思う北海道らしさが見られる地域となっております。
欠点としては、観光地から観光地までが遠いので1日に多くの場所を回ることは困難ですのでご注意ください。
1.摩周湖
摩周湖は、摩周ブルーと呼ばれるほど青い湖が一面に広がります。この青い理由は、透明度の高い湖に空の青さが投影されているからと言われています。
しかし、この晴天の摩周湖を見ることはあまりできません。なぜなら、1年のうち100日以上は霧に覆われているためです。
そのため、”霧の摩周湖”と言われています。霧の摩周湖にも魅力はありますが、やはり晴天の摩周湖のほうがきれいだと思います。
また、摩周湖は全面崖になっているため下に降りることはできません。そのため、摩周湖が見える場所はこの写真の第一展望台か第三展望台か冬季閉鎖になる裏摩周展望台です。
2.阿寒湖
阿寒湖は阿寒摩周国立公園内にある湖で北海道で5番目に大きい湖です。
阿寒湖自体の観光というより周辺施設等への利用目的が多いように感じます。
周辺には下記施設があります。
阿寒湖温泉
阿寒国立公園の自然について知ることができる阿寒湖畔エコミュージアムセンター
アイヌ文化に触れることができるアイヌコタン
見る場所によって色が変わる神秘的な湖のオンネトー
また、阿寒湖および周辺で釣りも楽しむことができ夏はニジマスやアメマス、ヤマメなどの渓流釣り、冬はワカサギ釣りで賑わっています。(阿寒湖での釣りに関しては遊漁規則や遊漁料がかかるため事前にフィッシングランド阿寒のサイトで確認お願いします。)
3.屈斜路湖
美幌峠からの景色
屈斜路湖は、世界でも有数の大きさを誇るカルデラの中にある国内最大のカルデラ湖です。
美幌峠の展望台から見る屈斜路湖は圧巻です。また、この展望台から見る朝日は幻想的で、人生で一度は見ていただきたい景色です。
屈斜路湖の周辺には火山や温泉が多数存在し、湖岸を掘るとお湯が沸き出る砂湯は観光名所となっています。
また、キャンプ場やサイクリングロードがあり、カヌーなどの水上アスレチックも楽しむことができます。
4.知床半島
知床半島は、世界遺産に登録され、熊と人が共存している世界的に見ても珍しい地域です。
知床五湖
知床五湖は、原生林が生い茂る5つの湖があり、散策のみとなっております。高架木道からは第一湖のみ散策可能で、高架木道の展望台からは第一湖と知床連山が見渡すことができます。ガイド付きのみ散策可能な地上遊歩道は二湖まで回る小コースと五湖全部を回る大コースがあります。
時間があれば、散策してみるのもいいかもしれません。
知床には人が入ることができない原始境があり、フェリーで眺めることで自然の雄大さを感じることができます。
また、知床には滝が多く、滝をめぐってみるのも良いかもしれません。
カムイワッカ湯の滝
オシンコシンの滝
5.釧路
釧路には、釧路湿原という日本最大の湿原があります。
細岡展望台から見る釧路湿原
ここには多くの植物と生き物が生息しており、代表的な生き物はタンチョウで、鶴見台などから鶴を見ることができます。(野生のため、必ずいるわけではないのであしからず)
鶴見台
ここにはいくつか遊歩道があり、身近に多くの植物や生き物を感じることができます。
釧路湿原の温根内木道
展望台からは日本最大の湿原の広大さを感じることができます。
幣舞橋からの夕日
また、釧路の夕日は世界三大夕日と言われており、幣舞橋から見る夕日は観光スポットとなっています。
6.根室
根室は日本最東端の地であり、最東端の納沙布岬が一番の観光スポットとなっています。
釧路や根室は夏でも30度を超える日は年に2日ほどしかなく、今でもクーラーがない家庭が多い。その気候のためか、この地域は霧が多く晴天なのに霧で視界不良となることも多く、霧の世界も楽しむことができます。
根室市内から納沙布岬に向かう最中は風力発電の風車が数多くあり、山もなく家もまばらしかない広大な景色は日常を忘れさせます。
7.野付半島
野付半島は、全長28kmの日本最大の砂嘴です。砂嘴(さし)とは海流に乗って運ばれてきた砂が堆積して作られた地形です。
携帯で地図を見ても拡大しないと表示されない半島で、両側海に挟まれて、一番狭いとこいてろでは海から海まで100mもないくらいの幅で、現実離れした景色となっています。
先端のほうに行くとネイチャーセンターがあり、道路を挟んだ向かいに国後島を一望することができます。
野付半島付近の地域は鹿が多く生息しており、鹿と車の接触事故が後を絶たちません。そのため、夜は特に見えないので、ゆっくり走っていつでもブレーキを踏めるようにしておくことが重要です。(道東全体で鹿が多いので運転にはくれぐれも注意してください。)
8.網走
網走といえば、流氷と網走監獄が観光スポットです。
網走監獄は、もともと明治時代から使われていた刑務所を保存公開している博物館です。
ここでは、当時昼食として出されていた食事を食べることができたり、囚人たちが建てた建物を見学したりすることができます。
流氷に関しては、冬の2月中旬から3月上旬と時期が短いのが難点ですが、年中流氷を体験できるオホーツク流氷館があります。この施設には実際の流氷を運んできて展示および-15度の部屋で実際に触れることもできます。
9.神の子池
神の子池は青い清水を湛える池で、摩周湖からの伏流水が湧き出て湛えたとされていることから、摩周湖はアイヌ語で”カムイトー”と呼ばれており、翻訳すると”神の湖”となり神の湖の伏流水で”神の子池”と呼ばれています。
神の子池自体は小さいですが、写真で見るより青く見え神秘的なスポットとなっています。
大通りから曲がる箇所は見逃さないように注意が必要で駐車場まで砂利道となっていますが、駐車場から池までは距離はほとんどありません。しかし、携帯によっては周辺一帯、電波が入らないので事前に次に行く場所の方向は調べていったほうがいいかもしれません。
10.タウシュベツ川橋梁
タウシュベツ川橋梁は糠平湖にある旧国鉄士幌線のコンクリート製アーチ橋で、糠平湖の水位によって見え隠れするため”幻の橋”と言われています。
夏は見学方法が限られていて、下記の3つとなっておりますので事前にご確認ください。
・タウシュベツ展望台(遠いです。)
・ガイド付きでツアーをお願いする。
・道の駅かみしほろで林道ゲートのカギを借りる。(事前予約必要)
冬は糠平湖が凍るので、氷上を30分程度歩いて近くまで行くことが可能です。(-20℃付近になることも普通にありますので防寒対策は忘れないようにしてください。)
11.帯広・十勝
音更神社のエゾリス
帯広の公園には野生のエゾリスが多く生息し、ほとんどの公園で見ることができます。また、まれにモモンガも見ることができ、運が良ければ飛んでいるモモンガも見れるかもしれません。
音更の白樺並木
また、十勝といえば白樺並木が有名で白樺の木がきれいに並んでいる景色は圧巻です。
ばんえい競馬
また、帯広の有名観光スポットとしてばんえい競馬場があり、馬が騎手と重量物を積載したそりを曳き、2か所の小さな山を登り200メートル走るという普通の競馬場では見ることのできない迫力のあるスポットで、大人から子供まで楽しめるスポットとなっています。