はじめに
皆さんはカメラを買う際にカメラの値段ばかり気にしていませんか?
カメラで写真を撮るうえで一番重要になってくるのはレンズです。
このレンズからのアプローチでおすすめのカメラを考えてみようと思います。
買う前に必ず触ってから購入する
カメラは高額なものですので、購入して何か違うとなっても中々新しいものを購入することはできません。そのため、購入前に必ず触って確かめてから購入するようにしましょう。
その方法は、
実店舗に行って触ってみる
ヨドバシカメラやカメラのキタムラなど実際にカメラを置いている店舗に行き、商品を触ってみましょう。
レンタルして実際に写真を撮ってみる
お店では店の中でしか写真を撮ることができないので、実際にカメラをレンタルして、写真を撮ってみると、より実感が感じられるのでお勧めします。
カメラに必要なレンズの種類
写真を撮るうえでどんな写真も撮りたいとなった場合、下記のレンズに分類分けすることができます。
広角レンズ
フルサイズ換算で24mm以下のレンズ
標準レンズ
フルサイズ換算で27mmから70mmくらいのレンズ
望遠レンズ
フルサイズ換算で80mm以上のレンズ
マクロレンズ
被写体に寄って撮ることができるレンズ
この中でさらにマクロ以外のレンズは下記のレンズに大別できます。
単焦点レンズ
ズームできないレンズ
ズームレンズ
ズームすることができるレンズ
レンズごとのメリット・デメリット
各レンズには得意分野と不得意分野があります。そのため、各レンズごとにメリット・デメリットを紹介したいと思います。
広角レンズのメリット、デメリット
メリット
- 迫力のある写真を撮ることができる。
- 室内を撮影するときに全体を写すことができる。
- 大きく撮って後でトリミングが可能。
- 星空を撮影することができる。
デメリット
- 写真に写ってほしくない部分まで写ってしまう。
- 背景がぼけにくい。
- 超広角になると写真が歪んでしまう。
標準レンズのメリット、デメリット
メリット
- 人間の目と同じような画角で写真を撮ることが可能なので構図を考えやすい。
- 日常のスナップ写真を撮りやすい。
デメリット
- 単調な写真になりやすい。
- 記録としての写真になりやすい。
望遠レンズのメリット、デメリット
メリット
- 遠くの人やモノを撮ることができる。
- 圧縮効果を使えて、人の目では見れない写真が撮れる。
デメリット
- レンズが大きくて重い。
- 被写体がブレやすい。
- F値が大きいので写真が暗くなりやすい。
単焦点レンズのメリット、デメリット
メリット
- 明るいレンズでも軽いものが多く、持ち運びに便利。
- 単焦点レンズ=明るいレンズで、背景がぼけやすい。
- 単焦点レンズ=明るいレンズで、室内などの暗い場所でも撮影が可能。
- ズームレンズに比べて、レンズが安い。
デメリット
- ズームすることができないので、自分で動いて構図を決めないといけない。
- レンズの本数が増え、荷物がかさばる。
- レンズを交換する回数が増える。
ズームレンズのメリット、デメリット
メリット
- 一本で多くの画角の写真が撮れるため、他のレンズがなくても大して困らない。
- レンズを交換する回数が減る。
- 三脚置いて撮影する際などは、構図のために移動する必要がない。
デメリット
- レンズ自体が大きくて重い。
- 単焦点と比べてF値が大きいため、背景がぼけにくい。
- 単焦点レンズに比べてレンズが高い。
自分が撮りたい画角を知り必要なレンズを知る
まず、レンズをそろえていく過程でどのような写真が撮りたいかを自分で確認することが一番重要です。
SNSなどで自分が好きな写真を探して画角を確認してみましょう。
その中で自分に必要なレンズを見極めることが重要になってきます。
レンズの選び方は写真のフローチャートをご確認ください。
レンズのおすすめは?
マウントごとに記事をまとめましたのでこちらを参考にしてみてください。
EFマウント(CANON/一眼レフ)
RFマウント(CANON/ミラーレス)
Fマウント(Nikon/一眼レフ)
Zマウント(Nikon/ミラーレス)
Xマウント(FUJIFILM/ミラーレス)
Eマウント(Sony/ミラーレス)
最後に
カメラを買った後、どうやって撮ればいいかわからないという方は、オンラインスクールもありますので検討してみてください。
一眼レフカメラ上達講座